建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
東京建物のハレザタワー/BELS最高ランク
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【超高層複合用途ビル初ZEB Readyも】
東京建物は、同社が代表企業として事業を推進している大規模複合開発「Hareza(ハレザ)池袋」内のオフィスビル「Hareza Tower」(ハレザタワー)で、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)における建築物全体評価の最高ランク「5☆」、事務所用途の部分評価で「ZEB Ready」の認証を取得した。「超高層複合用途ビルで『ZEB Ready』認証取得の第1号案件」としている。
ハレザ池袋は、同社とサンケイビルが豊島区旧庁舎跡地と豊島公会堂跡地にオフィス棟とホール棟を整備する計画で、2020年夏のグランドオープンを目指している。ハレザタワーの規模は、S、RC造地下2階地上33階建て延べ約6万8600㎡で、事務所、映画館、店舗などの複合ビルとなる。建設地は東京都豊島区東池袋1-18-1。設計・施工を鹿島が担当し、20年5月末の完成を予定している。
ZEB Readyの取得に向け、LED照明や明るさセンサー・人感センサー制御、高効率型空冷ヒートポンプパッケージを採用するなど汎用性の高い設備システムを導入している。事務所専用部では照明照度500ルクスの器具を選定し、適正な設計条件を検討して高い環境性能を実現した。年間1次エネルギー消費量は、同水準の標準的な建物と比べて50%削減する。BELS認証以外にも、日本政策投資銀行の19年度版「DBJ Green Building認証」で最高ランクを取得したほか、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)の「CASBEE-建築(新築)」でも最高ランクのSランク性能を達成している。
残り50%掲載日: 2019年8月1日 | presented by 建設通信新聞