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受注高 4社で減少/電設大手5社の第1四半期決算/3社が売り上げ伸ばす
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>電気設備工事大手5社の2020年3月期第1四半期決算(個別)が7月31日に出そろった。業績の先行指標となる受注高は、きんでんが前年同期と比べ増加し、関電工、九電工、ユアテック、トーエネックの4社は減少した。期首の受注高予想をベースとした達成率は、きんでんが3割、九電工が21%だった。売上高はきんでんと九電工の2社が大きく伸ばした。
電気設備工事5社の2020年3月期第1四半期決算(個別)
関電工の受注高は、 前年同期比5.8%減の1317億円。屋内線・ 環境設備工事の受注は微減にとどめたが、 工務関係工事を2割近く減らした。 受注比率は東京電力グループが3割、 一般得意先が7割で、 受注高の達成率は25.5%だった。
きんでんの受注高は、3.0%増の1391億円と5社の中で唯一受注を伸ばしている。関西電力の配電工事が増えたほか、事務所ビルや教育・文化施設などの一般電気工事が増加した。受注高の達成率は30.2%となる。
九電工の受注高は8.0%減の791億円。九州電力からの受注は伸びたものの、一般得意先の減少が響いた。受注高達成率は21.0%にとどまるが、通期では19年3月期を上回る受注を見込んでいる。
ユアテックの受注高は2.6%減の529億円。一般得意先からの受注は増えたものの、東北電力からの受注が15.5%減少した。受注高達成率は26.2%だった。
トーエネックは、一般得意先の受注を15%程度減らしたことが影響し、 受注高は10.8%減の485億となった。 受注高の達成率は25.8%となっている。
直近に公表した業績予想に修正はなく、通期は関電工、九電工、ユアテックの3社が受注増、きんでんとトーエネックが受注減と見通す。売上高は5社とも伸びると予想し、うち関電工、きんでん、九電工の3社が増収増益を見込む。
残り50%掲載日: 2019年8月2日 | presented by 建設通信新聞