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  • 空飛ぶクルマで協定/試験飛行など相互連携/福島県・三重県

     福島県と三重県は2日、東京都港区の虎ノ門ヒルズで空飛ぶクルマと空の移動革命の実現に関する協力協定の締結式を開いた。両県が相互に連携し、事業者による空飛ぶクルマの開発や実用化に向けた試験飛行、実証実験などを促進することで、空の移動革命を実現することを目的としている。

     

     締結式の冒頭であいさつに立った内堀雅雄福島県知事は、「東日本大震災で大きな被害を受けた浜通り地域の再生に向けて取り組む『福島・イノベーション・コースト構想』の中核となる『福島ロボットテストフィールド』では、空飛ぶクルマの試験飛行ができる。既に30を超える企業・研究機関がドローンや空飛ぶクルマの研究開発をしている。今回の三重県との協定を機に、構想が前に進むことに大いに期待する」と語った。

     

     鈴木英敬三重県知事は、「私は、全国知事会の危機管理防災・特別委員長や東日本大震災復興協力本部副委員長を務めている。そうしたこともあって福島県の復興に全力で取り組みたいという気持ちを強く持っている。私を支えてくれている県職員や関係する企業も同様だ。両県がウィン・ウィンの協定を締結することを機に、復興や人口減少などの課題解決の取組が進むようにしていきたい」と強調した。

     

     この日は、国土交通省と経済産業省が「地方公共団体による空の移動革命に向けた構想発表会」を実施。日本での「空飛ぶクルマ」の実現に向けて意欲的に取り組みを進める福島県、東京都、愛知県、三重県、大阪府の5都府県が取り組み構想を発表した。

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    掲載日: 2019年8月6日 | presented by 建設通信新聞

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