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道路設計/BIM/CIM化を推進/MTCとKTSが業務提携
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>土木設計用ソフトの開発でBIM/CIMを支援するエムティシー(MTC、東京都豊島区)と川田テクノシステム(KTS、東京都北区)は、3次元道路設計分野で業務提携した。ソフトウェア開発などで両者の技術の融合を図り、設計者がより使いやすいBIM/CIM環境を提供する。
i-Constructionの推進に当たり、BIM/CIMによる設計データの3次元化が必須な状況となる中、現状では土木設計者が2次元設計図を作成した後に3次元データを作成する傾向があるため、フロントローディング本来の効果を発揮しきれていない状況にある。
そこで、土木系3次元CAD『V-nasClair(ヴィーナスクレア)』を展開するKTSと、道路設計分野で高いシェアを持つMTCが業務提携し、双方のコア技術を融合させることで、より高度な3次元道路設計システムの共創を可能にした。
設計段階で3次元データを自動作成し、 施工時の3次元データ作成の省力化を図るほか、 設計3次元モデルを建設生産プロセス全体を通じた属性情報の基盤モデルとして活用することを可能にする。
業務提携の初弾として、MTCは『3次元交差点設計システムforClair』を開発する。同システムはKTSの3次元道路設計システム『ROAD Kit』上で動作し、データ連携だけでは得られない操作性、合理性、効率性、機能性を発揮する。両社は道路分野におけるBIM/CIMを推進するため、今後も包括的に事業協力することで合意している。
残り50%掲載日: 2019年8月20日 | presented by 建設通信新聞