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19年度は過去最高予測/20年度も高水準維持/建機工の出荷額、4年連続で2兆円超え
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本建設機械工業会(小川啓之会長)は28日、今後の需要予測をまとめた。2019年度における建設機械の出荷金額は過去最高となる2兆4514億円と予測。20年度も前年度との比較で2%の減少となるが、2兆4026億円と継続して高い水準をキープしていく見通し。16年度に2兆円を割り込んでいた出荷金額は4年連続で2兆円を超える見込み。
19年度の国内出荷は、排ガス規制に伴う旧型機の駆け込み需要の影響がなくなったことで堅調に推移。上期は前年同期比21%増となる油圧ショベルを筆頭に全機種で増加を見込むなど、全体で10%増の4255億円となる見通し。
建設機械本体出荷金額の推移
下期は消費増税の駆け込み需要による反動が想定されることから、前年同期比2%減の4773億円と予測。上期と合わせた全体でみると、3%増の9028億円と2年連続での増加を見込む。
輸出は、年度を通じて北米や欧州が継続して堅調に推移するが、アジアにおける需要が減少。上期が1%減の7534億円、下期が3%減の7952億円、通年で2%減の1兆5486億円と3年ぶりの減少を予測する。輸出は微減するが、国内出荷を含めた全体として過去最高を記録した18年度(2兆4498億円)を更新する見通しとなっている。
一方、20年度の国内出荷は、安定して公共投資が継続するが、民間の設備投資や住宅投資の減少が見込まれることから、通年で3%減の8752億円と予測。輸出も継続して北米を中心に安定基調で推移するが、上期が2%減の7418億円、下期が1%減の7856億円、通年で1%減の1兆5274億円と見込む。
20年度は、国内出荷と輸出のそれぞれで過去最高と予測する19年度との比較で微減すると予測しているが、依然として2兆4000億円を超す高い水準を維持していくと見通す。
残り50%掲載日: 2019年8月29日 | presented by 建設通信新聞