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  • 建築界の合流呼び掛け/2020年3月に初会合/建築学会の全国建築男女共同参画NW会議

     日本建築学会の男女共同参画推進委員会は3日、支部での課題などを集約し、全国的な視点で課題解決策を検討する「全国建築男女共同参画ネットワーク会議」の初会合を2020年3月に開くことを明らかにした。建築界共通のプラットフォームとして関係団体の合流も呼び掛け、男女共同参画の推進に向けた施策の実効性を高める原動力として活動を展開する。会議は定期的に開催し、男女共同参画活動の進捗状況や最適な活動などを議論・発信するとともに、他業界との交流も図る。

     

     ネットワーク会議の役割については、石川県野々市市の金沢工業大学を主会場に開かれている学会大会(北陸)のパネルディスカッションで公表した『男女共同参画ネットワーク宣言2019』に盛り込んだ。

     

     宣言は、▽全国の支部における女性会員の会などで共通課題を取り上げ、その解決策を検討・実施して全国に発信する▽建築系の学科に学ぶ将来の担い手にこれからの活動のあり方を発信する▽共通プラットフォームとして、建築界の関係団体の合流を呼び掛けて共通認識を醸成し、建築分野の男女共同参画をさらに推進する▽日本の建築分野のグローバルな視点に立つ中核とする--の4項目で構成している。

     

     会議は学会各支部が抱える課題や問題点を、全国共通の視点でとらえ、有効な施策の全国展開を目指すのが一義的な目的だが、建築界全体での取り組みを推進するため、日本建築士事務所協会連合会、日本建築士会連合会、日本建築家協会、日本建設業連合会にも参加を呼び掛けている。

     

     会議の設置は、学会が18年に策定した「男女共同参画推進新行動計画2018」に盛り込まれている。計画では、日常的に男女が自然体でそれぞれの特性を生かし、協働してより良い建築をつくるため、今後10年間の建築に関わる共通の目標などを定めている。

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    掲載日: 2019年9月4日 | presented by 建設通信新聞

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