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  • 現場の生産性向上へ/多機能ハンズフリーを共同開発/飛島建設とロゼッタG

    【遠隔地から情報共有/同時自動通訳機能も】

     

     飛島建設とロゼッタグループ(東京都千代田区、五石順一代表取締役)は11日、多機能ハンズフリーシステム 「T-4PO」 の製品化に向けた共同開発を開始した。遠隔地からも情報共有を可能とするハンズフリーアプリケーションや現場でのデータ取得アプリケーション、同時自動通訳機能を付加したシステムを構築することで、建設現場の生産性向上を目指す。

     

     同システムは、日本システムウエアの販売する産業用スマートグラス「HMT-1」を活用することでハンズフリーを実現し、「HMT-1」着用者同士や遠隔地の現場事務所、監理者、事業者会社と音声・画像・図面・動画が容易に共有可能となる。

     

     また、装着者が話した内容のテキストデータやそれにひも付けた音声、画像情報を保存することができ、取得したデータをサーバー上に保存して事務所での書類整理や作成の簡素化に役立てることができる。装着者視点でのデータを収集することで、施工記録を残すだけでなくヒヤリハットやトラブル発生時の画像データも容易に取得でき、原因究明や安全性向上に結びつけられる。

     

     さらに、建設技術に関する専門用語や建設業界特有の単語にも対応したロゼッタグループの通訳システムをベースとしたSpeech to text(音声認識)通訳機能も開発する。通訳結果を画面上に表示することで、異なる言語の技術者同士でも現場などで円滑にコミュニケーションできるようにする。

     

     今後、システム開発を進めて11月には実証実験を実施する。その結果を踏まえて商品化開発に取り組み、2020年5月の販売開始を予定する。

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    掲載日: 2019年9月12日 | presented by 建設通信新聞

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