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  • NEXCO西の武庫川橋/IABSE優秀賞/設計施工・三井住友/日本の高速道路橋初

     NEXCO西日本の新名神高速道路宝塚北スマートIC~神戸IC間にある武庫川橋=写真=がIABSE(国際構造工学会)の作品賞となる「アウトスタンディング・ストラクチャー・アワード」で優秀賞を受賞した。日本の高速道路橋では初の受賞となる。設計施工は三井住友建設が担当した。

     

     武庫川橋(神戸市北区)は、橋長442m、最大支間長100mの5径間連続エクストラドーズドバタフライウェブ箱桁橋。蝶の羽のような形状のバタフライウェブと呼ばれるプレキャストパネルとエクストラドーズド構造を組み合わせた橋梁は世界で武庫川橋が初めて。上部工重量を20%軽量化した。

     

     橋脚部分もハーフプレキャストで構築するSPER工法を採用し、橋脚の頭部付近もプレキャスト部材で構成することで耐久性・維持管理性の向上も図る。鋼板とコンクリートを組み合わせた定着構造により主塔を中央分離帯の中に収めている。

     

     IABSEは1929年に設立され、世界100カ国以上に会員がおり、98年から毎年、土木・建築両分野から優れた構造物を表彰している。

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    掲載日: 2019年9月26日 | presented by 建設通信新聞

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