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3Mジャパン/後付け設備を開発/はしご墜落転落防止へフルハーネス併用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>スリーエムジャパンは、はしごの昇降における安全対策として、フルハーネスとの併用で墜落・転落を防止する固定はしご用の後付け設備「3M DBI-サラ Lad-Saf 垂直親綱シリーズ」を開発した=写真。作業者が着用するフルハーネスの普及・浸透だけでなく、設備側(はしご)への対応によって、より一層の安全確保を促す。11月5日から販売を開始する。
新たに投入する「3M DBI-サラ Lad-Saf 垂直親綱シリーズ」は、工場や橋梁などに常設されている固定はしごに設置する親綱。ケーブル(親綱)とケーブルを張るためのブラケットセット、作業者の動きに追従するスリーブの3つのパーツで構成する。
前方にDリングが付いている同社のフルハーネス「3M DBI-サラ エグゾフィット ライトフルハーネス フロントDリング付」と組み合わせて使う。
安全性の向上だけでなく、作業者にとっての実用性を重視。フルハーネスと接続させたスリーブが、作業者の動きに合わせてスムーズに追従する構造によって、2つのランヤードを交互に掛け替えて登っていく従来の安全対策、いわゆる「2丁掛け」における手間や課題を解消する。
10m以下のはしごであれば、約30分ほどで取り付けが可能。設置に特別な資格や高度な技術が必要とされない施工(設置)の簡易性も大きな特徴となっている。
希望小売価格(税別)は9万8000-18万9000円。設置環境に応じてブラケットやケーブルの素材・長さを選択する仕様であることから、その組み合わせによって価格は変動する。
同社は、フルハーネスなど作業者に対する保護具にプラスして、設備側(はしご)に直接的な安全対策を施す「保護具+設備対策」のトータルソリューションの提供を加速させることで、今後5年間で墜落防止用製品事業における売り上げの拡大を狙う。
残り50%掲載日: 2019年10月10日 | presented by 建設通信新聞