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東亜道路工業/道路補修を支援するスマホアプリ開発/写真から補修材量を自動計算
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>東亜道路工業は、路面にできたポットホールの補修や舗装状態の点検などに活用できる二つのスマートフォンアプリを開発した。ポットホールの写真から補修材量を自動計算できたり、舗装状態の点検結果を記録できたりする。いずれもグーグルプレイから無料でダウンロードできる。ダウンロード件数は合計約5000に達している。
ポットホールメジャーはポットホールの補修に必要な合材の量を計算するアプリ。スマホでポットホールを撮影し、ポットホールの部分を指で塗りつぶしてポットホールの深さなどを入力するとポットホールの面積・体積が自動計算され、補修材の必要量が分かる仕組み。必要量は同社が販売する合材製品ごとに表示される。点検日時や位置情報は測定記録として保存できる。
同社は営業担当者が勤務中にポットホールを発見した際、アプリを活用してポットホールの状況を記録し、道路管理者に補修材を提案するなどして役立てている。
舗装点検アプリでは、まず測定項目を▽ひび割れ▽わだち▽縦断方向の凹凸-の三つの測定項目から選択し、評価区間を入力して測定開始のボタンをタップすると舗装状態の点検が始まる。舗装状態を目視確認し「普通」「やや悪い」「悪い」の中から選択すると評価区間ごとの舗装状態を記録できる。測定記録は日時、位置情報とともに保存でき、地図上に出力できる。
ダウンロード件数はポットホールメジャー約4000、舗装点検アプリ約500。技術本部技術研究所の担当者は「想定以上に多くダウンロードされている」と話している。
残り50%掲載日: 2019年10月24日 | presented by 日刊建設工業新聞