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  • 半数が早くも転職検討/日能協の入社半年・2年目社員意識調査

    【冷静に会社を見ている若手社員】

     

     日本能率協会(中村正己会長)が行った「2019年度入社半年・2年目 若手社員意識調査」で、調査に答えた若手社員(中途採用とパート、アルバイト除く)の約半数が転職を「検討」または「活動中」で転職サイトに登録済みであることが分かった。また「定年まで勤めるつもり」と答えた社員でも6割が転職サイトに登録していた。仕事を覚えることで精いっぱいというこれまでの若手社員に対する見方は通用せず、いまの若手社員は冷静に就職先企業を見ている姿が浮き彫りになった形。

     

     転職に対する考え方について、「転職はせず、今の会社に定年まで勤めるつもり」と答えたのは全回答数の21.8%、「今のところ転職することは考えていない」29.5%を合わせても5割強にとどまった。転職を「検討しているが特に行動していない」「転職活動を近く始める予定」「現在活動中」を合わせると48.8%と約5割近くに上った。入社半年と2年目という新人の時期でその先を見据えている格好だ。

     

     また全回答数の約5割、46.8%が「転職サイトに登録」と回答。また「今の会社に定年まで勤めるつもり」と答えた回答者の6割が、転職サイトに登録していた。

     

     一方、入社以降「能力・スキル」の変化と「仕事への満足度」や「転職に対する考え方」との関係では、「能力・スキルが上がった」とした回答層の「仕事の満足度」が高く、「定年まで勤めるつもり」「転職を考えていない」割合も高かった。

     

     このほか会社のビジョン・戦略と自分との仕事のつながり意識調査などを踏まえ、能率協会は「職場に目標にしたい人がいるかが、若手社員定着のかぎ」と分析している。

     

     調査はインターネット。400人が回答。内訳は1年目200人、2年目200人。勤務先の企業規模は、5000人以上が60人、1000人以上が最多の123人、99人以下は89人。

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    掲載日: 2019年11月14日 | presented by 建設通信新聞

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