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  • 虎ノ門一丁目・二丁目再開発起工/延べ25万㎡、23年11月竣工

    【設計=森ビル施工=鹿島】

     

     虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合は25日、東京都港区で計画している同地区第一種市街地再開発事業の起工式を現地で開いた。関係者約400人が参列し、工事の無事故・無災害を祈念した。初弾となる高さ265mの「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」を着工し、合計で3棟総延べ約25万㎡を整備する。参加組合員と設計は森ビル、施工は鹿島が担当し、2023年11月の全体完成を目指す。

     

     式典では鍬(くわ)入れを虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合の早津功理事長と森ビルの辻慎吾社長、鋤(すき)入れを鹿島の中村満義会長が行った。

     

     早津理事長は「勉強会開始からわずか5年で着工まで到達した。当事業が虎ノ門のみならず、東京の発展の役にたてることを楽しみにしている」とあいさつした。

     

     辻社長は「本事業は虎ノ門ヒルズエリアの要となる。国際ビジネス拠点としてのポテンシャルを開花し、素晴らしい建物、まちを完成させる」と述べた。

     

     鹿島の押味至一社長は「国内有数の高さやシンボリックな形状の外観、駅との接続など注目度の高い工事である。必ずや所定の工期内に最高品質の建物を無事故・無災害で引き渡すべく努力する」と決意を示した。

     

     事業区域は港区虎ノ門1-208-1ほかの施工区域約2万2000㎡で、東京メトロ日比谷線新駅「虎ノ門ヒルズ駅」と一体的に整備する。建物構造はいずれもS・SRC・RC造。

     

     開発計画は次のとおり((1)規模(2)用途(3)着工(4)竣工)。

     

     ▽A-1街区=(1)地下4階地上49階建て塔屋1層延べ23万8442㎡(2)事務所、店舗、ホテル、集会場、駐車場など(3)11月(4)23年7月。

     

     ▽A-2街区=(1)地下3階地上4階建て延べ8761㎡(2)店舗など(3)20年9月(4)23年11月。

     

     ▽A-3街区=(1)地下1階地上12階建て延べ8121㎡(2)事務所、共同住宅(12戸)、店舗、駐車場など(3)21年5月(4)23年7月。

     

     斉藤栄一所長(鹿島)の話 「鹿島が施工する一番高い建築物であり、関係者の総力を挙げて進めていく。近隣の方々へのリスク排除に精いっぱい努力をする」

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    掲載日: 2019年11月26日 | presented by 建設通信新聞

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