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三井住友建設/RC建物 容易に解体/急速施工、圧着力を開放
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三井住友建設は、RC造の建築物で解体・リユースを可能にする「スクライム-サット・サーブ工法」を開発した。サトコウ(新潟県上越市、佐藤憲二代表取締役)と共同開発した「スクライム-サット工法」の柱・梁部分に使うプレキャスト(PCa)コンクリート部材の接合を、モルタル注入による結合ではなくPC鋼材を使ってアンボンド圧着させる。建築時の急速施工に加え、圧着力を開放するだけで基礎構造を除く躯体と内装ユニットを部材ごとに容易に解体とリユースができ、サスティナブルな環境配慮建築物を可能にする。
「PC鋼材の圧着力を開放するだけで容易に部材ごとの解体が可能」「解体作業時の騒音と振動を大幅に低減」「PCa部材のリユースと内装ユニットのリフォームで新たな建物を創出」「部材のリユースを推進することで環境負荷を低減」といった特長がある。
今後、博覧会やスポーツ大会などの大規模イベント時の施設や仮設宿泊施設、自然災害発生時の災害仮設住宅などの「期限付き建物」や「定期借地権」の土地を活用する建物、短期間での人口流出入に伴う学校施設の建設・解体など、さまざまな用途に応じた建物に提案していく。
残り50%掲載日: 2019年12月2日 | presented by 建設通信新聞