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  • DTVS/マッチング最短1分/協業支援サービス提供、長谷工ら参画

     デロイトトーマツベンチャーサポート(東京都千代田区、斎藤祐馬社長、DTVS)は、ソフトウェアをクラウド上で利用するSaaS(サービス型ソフトウェア)型のオープンイノベーションプラットフォーム「six brain」を開発し、そのサービス第1弾としてプラットフォーム上でスタートアップと大手企業を最短1分で結びつける協業支援サービスの提供を開始する。既にスタートアップ14社と大手企業6社の参画が決定しており、建設業からは長谷工コーポレーションが参画している。

     

     同サービスでは、大手企業の担当者は自社の情報を入力するだけで、AI(人工知能)が各種データを基に分析した最適なスタートアップの情報やどのように協業すれば良いのかなどをシステムからリコメンドを受けることができる。

     

     また、集中すべき案件の可視化に向けたサポートや、案件の進捗管理を可視化することでオープンイノベーションを高度化させる機能もある。

     

     斎藤社長は、3日に開いた説明会で「この10年でベンチャーを取り巻く環境は変わった。ただ、大きな課題がいくつかある。その1つが、ベンチャーを探してどう組むかを考えることに、あまりに時間がかかりすぎることだ。本サービスはこれをAIによって自動でマッチングして協業モデルを出すことで、これまで半年かかっていたことを1分で解決できる環境を実現する」と語ったほか、同サービスによって国内外のスタートアップと大企業を結びつけられるようにすることにも意欲を示した。

     

     参画を表明している長谷工コーポレーションは、「ICTマンション」などオープンイノベーションによって外部の先進技術を取り入れた物件の開発を進めている。榑松行雄価値創生部門統括部長は「当社は既にスタートアップを含めた8社と提携してICTマンションの開発を進めているが、これを拡張していくためにはさらに先進的で専門性のある企業と提携していく必要がある」と述べ、同サービスへの期待を示した。

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    掲載日: 2019年12月4日 | presented by 建設通信新聞

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