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  • 非日常アングルで自撮り/NTTコミュニケーションズ、日建設計/「AIR FINDER」

     NTTコミュニケーションズと日建設計は、施設に固定したカメラを遠隔で操作し、日常では撮影できないアングルや空間での写真撮影が可能なサービス「AIR FINDER」の提供を5日から開始する。東京都渋谷区に同日、開業する商業施設「東急プラザ渋谷」の18階屋上広場に体験会場を設ける。

     

     NTTコミュニケーションズは、商業施設のイベント会場に設置したカメラを利用者がシェアできるカメラシェアリングサービス「PaN」を2017年から提供している。建物に据え付けたカメラを使い、自分では撮れないアングルからの自撮りなどが可能になる。18年には日建設計との検討を開始し、19年9月に共同事業契約を締結して都市空間での体験を魅力的に切り取る写真撮影サービスの開発を進めてきた。

     

     今回、開発した「AIR FINDER」は、商業施設などに設置した高画質4Kカメラを利用者が自分のスマートフォンで遠隔操作してシャッターを切れるサービスで、スマートフォンのブラウザを使って、撮影や画像のダウンロードが可能。導入する施設では、シャッターを切るための操作端末を屋外に設置する必要がなく、カメラを設置できる環境であれば屋上などの外部環境でも設備一式を導入できる。

     

     日建設計は、カメラを設置する空間の「見せ場」を細部にわたってデザインし、最適な構図で写真が撮れる空間をプロデュースする。

     

     撮影空間を新しい広告媒体として活用することも可能で、AI(人工知能)による撮影データ解析と組み合わせれば、イベントへの反響や空間デザインへの反応を測るという活用方法も考えられる。個社別の要望に応じ、NTTコミュニケーションズによるシステムのカスタマイズや日建設計の空間デザインコンサルティングも実施する。

     

     東急プラザ渋谷の体験会場では、QRコードで専用サイトにアクセスし、遠隔にあるカメラを操作して撮影する。自撮りでは難しい、渋谷のスクランブル交差点から新宿の高層ビル群までが収まる広い画角での写真撮影などを体験できる。

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    掲載日: 2019年12月4日 | presented by 建設通信新聞

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