当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • 五洋建設/BIMモデルで建築工事統括管理/初弾はプレキャスト/武蔵小山再開発に適用

    【簡易操作システムで習熟度不要】

     

     五洋建設は、BIMモデルを使って建築工事を統括管理する「五洋建設統合施工管理システム」(PiCOMS)を開発し、現場展開を進める。初弾として、「プレキャスト工事統合施工管理システム」(PiCOMS-PCa)を「武蔵小山駅前通り地区第一種市街地再開発事業施設建築物新築工事」で運用を開始した。

     

     PiCOMS-PCaは、超高層建築物でのプレキャスト工事の進捗状況をBIMモデルで“見える化”し、製造・取付の情報を工事関係者間でリアルタイムに共有できる。業務管理量が従来の約半分程度となった。

     

     同様のシステムは、これまでも検討されてきたものの、BIMツールの操作の習熟度や専用の機器が必要で、建設現場や製作工場の関係者全員で活用することが難しかった。そこで、職員や作業員がタブレットから各部材の3次元BIMモデルを選択して取付計画や実績を入力できるようにし、習熟度や専用機器を不要にした。閲覧に当たっては、QRコードでスマートフォンから最新情報にアクセスできる。

     

     初弾適用の再開発事業の規模は、RC造地下2階地上41階建て延べ5万3676㎡で、設計はアール・アイ・エーが担当している。2021年3月の竣工を目指す。

     

     PiCOMSは、プレキャスト工事だけでなく、鉄骨工事などほかの工種への展開も視野に拡充を進める方針だ。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2019年12月17日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事