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大成ロテックら/合材温度と車両位置把握/品質、安全性向上を確認
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大成ロテックは、大成建設、日建リース工業と共同で開発した、 アスファルト混合物の運搬車両位置情報と温度情報をリアルタイムで取得・管理する 「『T-CIM/Asphalt』+『TranSeeker』」 の効果を、自社施工現場で検証した。アスファルト舗装の品質と安全性の向上を目的とした技術で、運搬中の温度低下が懸念される冬季施工の品質確保や、温度測定のための大型ダンプ荷台への昇降をなくすことによる安全性向上が期待できる。
同システムは、大成建設の「T-CIMシリーズ」の1つ。大成ロテックが開発したアスファルト舗装工事の温度管理システム「T-CIM/Asphalt」と日建リース工業が提供する運搬車両の位置情報システム「TranSeeker」を連携させ、運搬車の位置情報と混合物の温度情報を大成グループ独自のクラウドに発信することで、ウェブ上での閲覧が可能となり、パソコンやタブレットなどの端末から誰でも情報を共有できるようにしている。
車両の位置情報や走行ルートなどの運搬情報がリアルタイムに把握できることで、現場到着時刻やプラント帰着時刻の予測が可能となる。また、アスファルト混合物の温度をプラント出荷から現場到着まで常時確認することで運搬中の温度低下を把握でき、迅速な出荷温度の調整などが可能となることから、 温度低下によるアスファルト混合物の品質低下を防ぎ、 アスファルト舗装工事の品質向上に有効であることを検証で確認した。
残り50%掲載日: 2020年1月6日 | presented by 建設通信新聞