建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
センクシア/無溶接方杖補強で技術審査証明/火災リスクを低減
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>センクシアは、無溶接方杖補強工法「スマートアタッチ工法」を開発し、日本建築センターの「建設技術審査証明(建築技術)」を取得した。鉄骨造耐震補強における方杖補強端部の無溶接接合工法で、火災リスクを低減し火気養生を最小限に抑制できるほか、施工の簡易化によって大がかりな作業用足場を設置せずに取り付けることができるため居ながら施工も可能。作業工数低減や工期短縮にも貢献する。また、フランジ部へのボルト孔開けが不要であることも特長としている。
同工法は、既存躯体に独自形状のSA金物、SAプレート、高力ボルトを使用して接合する。H形断面材ウェブ部に取り付けたSA金物と方杖材端部のSAプレートでフランジ部を挟み込み高力ボルトで固定することで、フランジ部へのボルト孔の開孔を不要としている。
工場や倉庫など、既存の鉄骨造建築物の耐震補強工事では、補強部材の取り付けには溶接が一般的。しかし、工事中の火災リスクが伴うため、火気を使用しない簡易的な接合方法が求められており、センクシアはそのニーズに対応した無溶接かつ簡易的な接合が可能な「スマートアタッチ工法」を開発した。
今後、さらに鉄骨造耐震補強システム商品を拡充させ、同システム全体で2022年度に12億円の売り上げを目指す。
残り50%掲載日: 2020年1月17日 | presented by 建設通信新聞