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  • 国交省/i-Con取り組み加速/18年度予算概算要求で関連経費33億円計上

     国土交通省は18年度予算の概算要求で、人工知能(AI)や新技術の導入による建設現場の生産性向上策i-Constructionの取り組み拡大を打ち出した。新技術の現場導入に向け、工事施工と一体となった実証的な研究開発を推進する。インフラ管理者や土木技術者、AI研究者などでつくる開発支援組織を設け、AIやロボットなど革新的技術のインフラ分野への導入を図る方針だ。
     
     18年度予算の概算要求ではi-Construction関連経費として、17年度予算約6・7億円の約5倍となる33億円を計上。このうちAIやロボットなど革新的技術のインフラ分野への導入経費として1億29百万円を新たに要求した。
     
     国交省は現在、ICT(情報通信技術)を活用して「人の作業」を支援するi-Constructionを推進している。今後さらなる生産性向上を目指し、「人の判断」の支援を可能とする革新的技術をインフラ分野に取り入れる。土木技術者による正しい判断結果とインフラ点検で得た膨大なデータを蓄積し、AIの研究開発に必要な「教師データ」を整備。研究者が教師データにアクセスできる開発環境の整備や、開発を支援するプラットフォームの運営を行う。

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    掲載日: 2017年8月30日 | presented by 日刊建設工業新聞

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