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  • 桟橋劣化を自動診断/遠隔操作 作業効率は2.5倍/五洋建設が無人化システム

     五洋建設は、遠隔操作で桟橋下面を無人で調査診断するシステムを開発した。桟橋下面に「無線式LANボート(仮称)」が航行し、搭載したカメラで劣化状況を撮影する=写真。撮影後は画像から3次元形状を復元する画像解析技術「SfM/MVS」を活用し、3次元モデルを構築してひび割れやはく離など欠陥位置を正確に把握できる。また自社開発した専用の劣化診断ソフトを3次元モデルに適用することで、ひび割れ密度やはく落面積、鉄筋の露出面積などから自動で劣化度を診断できる。

     

     これまで桟橋下面の調査では、3人程度の調査員が小型船から写真撮影やスケッチなどを実施して劣化状態を把握してきた。潮位の影響で調査時間が制限されるほか、劣化度の診断には専門技術者が不可欠で調査・診断には多くのコストと時間が必要だった。

     

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    掲載日: 2018年1月17日 | presented by 建設通信新聞

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