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  • パナソニックのスマートHEMS/住宅IoTで機器拡充

    【AI、スピーカーとも連携】

     

     パナソニックのエコソリューションズ社は16日、「スマートHEMS」の要となる住宅IoT(モノのインターネット)対応のホームゲートウェー、「AiSEG2」をバージョンアップし、3月31日から販売すると発表した。対応する機器を14社27機種に拡充。AI(人工知能)やスマートスピーカーとも連携する。

     

     「スマートHEMS」は2012年から提供している。太陽電池やエアコン、IHクッキングヒーターなどとつなげて使用電力量を計測することから始まり、14年以降は照明器具や電動窓シャッターなどとも連携、最近では専用アプリで外出先からも家電設備を操作できるようになった。累計販売台数は12万台だが、市場の広がりを見据え、機能を大幅に増やす。

     

     バージョンアップにより、つながる機器が14社27機種に増え、パナソニック製ではない住宅設備機器も、幅広く「AiSEG2」を通じて動かせるようになった。無償の「スマートHEMSサービスアプリ」で、外出先から照明やエアコン、床暖房、お湯張りが動かせ、湿度管理機能も充実させるなど、家事の時短や安心・安全に配慮した機能を追加した。

     

     さらに、AI対応として普段の電気使用量や天気予報をもとに、太陽電池や深夜電力の最も効率的な配分を決め、エコキュートの給湯タンクに湯を沸き上げて供給する時間帯を変える機能もある。

     

     松本亮エコソリューションズ社エナジーシステム事業部新事業推進センター部長は「新築戸建てを中心に展開してきたが、住宅市場が先細りになる中、機器の故障をきっかけに導入を検討するような、購入後15年目の家のリフォームもターゲットとする」と話した。

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    掲載日: 2018年1月17日 | presented by 建設通信新聞

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