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  • 女性受験者・合格者が増加/国交省19年度施工管理技術検定

    【2級試験の伸びが顕著】

     

     国土交通省は、2019年度の施工管理技術検定の受験者・合格者数をまとめた。同省の分析によると、女性の受験者・合格者数や全体に占める割合の増加・上昇傾向が強く、特に2級試験で過去最多・最高を更新していることが分かった。若年層が受験する2級試験を中心に伸びていることから、若手の女性技術者の活躍の広がりがうかがえる結果となった。 2級学科試験(7種目合計・以下同)の女性受験者数は9989人。8年連続の増加となり、男女別の統計を開始した03年度以降で最多を記録した。全体受験者に占める女性の割合は、7年連続で増加し、過去最高の8.4%となっている。

     

     2級実地試験の女性合格者も、2999人と過去最多。8年連続で増加した。全体合格者に占める女性の割合は、18、19年度と9%に近い水準を維持している。

     

     1級試験についても、女性の受験者・合格者数や割合が回復傾向にある。1級学科試験の女性受験者数は4103人で、15年ぶりに4000人を超えた。

     

     1級実地試験合格者の女性合格者数(1856人)は、03年度(1926人)に次ぐ高水準となっている。全体合格者に占める女性の割合は5.5%となり、過去最高だった。

     

    ◆2級学科試験の「2回化」効果継続

     

     男女合計した全体の状況は、1級学科受験者数が11万0094人。「土木」や「建築」「管」で前年度より増加している。1級実地試験合格者数は3万3607人で同じく「土木」「建築」「管」が増加している。

     

     2級学科試験受験者数は11万8437人で、4年連続で10万人を突破した。特に建築の受験者数(3万7059人)は過去最多となった。

     

     若年層の建設業への入職を促す手段として、17年度からスタートした2級学科試験の「年2回化」の効果が表れ、今年度も「学科のみ試験」の受検者数は過去最多を更新。前年度比で1万3268人増えて、5万3433人となった。2回化以前の16年度の水準(1万7486人)と比較すると受験者数は3倍超に増加している。

     

     2級実地試験合格者数は3万4119人。「土木」「建築」「管」が前年より増加している。

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    掲載日: 2020年3月18日 | presented by 建設通信新聞

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