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NTTドコモ/5Gサービス3月25日から開始/点群データなど22ソリューション
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>NTTドコモは、第5世代移動通信システム(5G)の通信サービスを25日から始めることを発表した。あわせて、5Gに対応したサービスの利用申込の受付も同日から始める。エリジオンをパートナー企業とする点群データ活用ソリューションなど、産業高度化、街づくり、働き方改革につながる22ソリューションを順次、提供する。
点群データ活用ソリューションのイメージ
5G対応エリアは3月末時点で全国150カ所からスタートし、6月末に全都道府県に導入、21年3月末に全政令指定都市と500都市以上にまで拡大する予定だ。サービス開始時点の通信速度は、受信時最大3・4Gbps、送信時最大182Mbpsで、6月以降は受信時最大4・1Gbps、送信時最大480Mbpsとなる。
同社では、2018年2月から「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」として、パートナー企業と300を超える5G活用モデルの実証に取り組んできた。この中から、パートナー企業とドコモの商材を組み合わせてワンストップでドコモが提供するソリューションとして6サービス、パートナー企業と提供について合意できているソリューションとして16サービスを発表した。
ワンストップで提供するサービスのうち、エリジオンをパートナー企業とする点群データ活用ソリューション「Field Sumulator」は、建設現場をスキャンして取得した大容量の点群データを高速で転送して3Dモデル化することで、設備の配置・搬入出ルートの検討などの多様なシミュレーションが可能になる。
ネットワンシステムズとRealNetworksの顔認証入退管理ソリューション「EasyPass powered by SAFR」は、ドコモオープンイノベーションクラウドとAI(人工知能)による高速・高精度な顔認証技術を生かし、スムーズなゲート入退管理を実現する。サン電子の遠隔作業支援ソリューション「AceReal for docomo」は、AR(拡張現実)スマートグラスと業務支援アプリケーション、サポートサービスなどをワンストップで提供し、遠隔から保守・点検や工事の現場をサポートできる。いずれも5月下旬以降に提供を開始する。
提供について合意できているソリューションのうち、NECの「スマート街路灯」は、照明のLED化のほか、カメラ、サイネージで安全・安心な活気ある街づくりに貢献する。5月下旬以降に提供を始める。日鉄ソリューションズの「安全見守りくん」は、現場で働く作業員の状態をリアルタイムで取得し、遠隔での見守りを実現する。25日から提供を始める。
残り50%掲載日: 2020年3月19日 | presented by 建設通信新聞