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レンタル3社で外販/ 施工管理の効率化支援/竹中工務店 現場向けアプリ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>竹中工務店は、建設現場におけるヒトやモノの位置情報を取得して、施工管理を支援するアプリケーション「位置プラス」シリーズの外販を本格化させる。グループ会社の朝日興産を介して、レンタル会社が全国の建設現場に販売・サービスを行う。自社の現場だけでなく、産業全体に広く展開することで建築を中心とする現場の生産性を底上げしていく狙いがある。
外販するのは、作業員や現場で用いる高所作業車の位置を探索できる「位置プラス探」や、携帯端末で撮影した工事写真の位置をデジタル図面と自動でひも付けすることができる「位置プラス写」、高所作業車の配車管理の効率化に役立つ「高車予約」の3つのアプリケーション。
昨年6月からレンタルのニッケンを窓口とするシリーズの外販を開始していたが、新たにアクティオと太陽建機レンタルの2社を窓口として追加。全国的に本格的な販売・サービスに踏み出す。
「位置プラス」シリーズは、現場の仮設照明や高所作業車にBluetooth Low Energyビーコンを設置することで、現場におけるヒトやモノの位置情報を取得・活用する仕組み。
ipadなどの携帯端末で工事担当者や高所作業車の現在位置を把握できることから、例えば、大規模な現場などで工事担当者や資材・機材が即座に見つからないといったケースでの「探す手間」を削減。結果として、施工管理の効率化・合理化に結び付けることができる。
これまで同社が手掛ける約30カ所の現場に適用。職種・作業が輻輳(ふくそう)することで、複雑なマネジメントが求められる建築現場の管理に大きな効果を発揮してきた経緯から、支援ツールとして産業全体に展開していくべきと判断。レンタル会社を通じて広く活用を促す。
同社は今後も機能の追加・改良など、現場ニーズを取り入れた新たなアプリケーションの開発に取り組む方針。位置情報を取得・活用する同シリーズの特徴を生かして、BIMとの連携も見込む。
残り50%掲載日: 2020年3月25日 | presented by 建設通信新聞