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覆工コンクリ/配管切替え遠隔制御/西松建設、岐阜工業 自動化システム開発
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>西松建設と岐阜工業(岐阜県瑞穂市、宗像国義社長)は、覆工コンクリートの打込作業を省人化・省力化し、自動化施工にも対応した「コンクリート配管切替システム」(エレファントノズル自動配管システム)を開発した。西松建設が福島県内で施工している国道294号(仮称)五郎窪トンネル工事(発注者=福島県)の「自動化セントル」に搭載している。
システムは、山岳トンネル工事の覆工コンクリートの打込作業でコンクリート圧送配管の切替作業をタブレット端末を使った遠隔操作で制御できる。また、セントルの型枠面に取り付けたコンクリートの打ち上がり高さを検知するセンサーやコンクリートポンプなどとの連動も可能だ。これにより、コンクリートが所定の高さまで打ち上がるとポンプからの輸送を停止し、配管を自動で切り替えて次のブロックにコンクリートを打ち込む自動化施工が可能となる。
システム導入によって、人力による配管切替作業がなくなり作業員の労力負担を軽減するとともに、自走式マニピュレーターが所定の配管孔まで移動して自動接続し、直ちにコンクリートの圧送が可能となるため安全で効率的に施工できる。
また、配管切替作業に伴うコンクリート打込作業の中断を最小限に抑えられるため、打ち重ね時間を短縮でき、より高品質なコンクリートの施工が可能となる。
このほか、各種センサーやコンクリートポンプなどとの連動により、覆工コンクリート打込作業の自動化を実現する。
残り50%掲載日: 2020年3月26日 | presented by 建設通信新聞