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三井住友建設が建築現場に導入/配筋検査の時間半減/スマートデバイスを活用
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>三井住友建設は、建築現場の業務の生産性向上を目的として、自社開発した施工管理システム「SMileSite」(スマイルサイト)を、同社の全建築現場への導入を始めた。iPadまたはiPhoneのスマートデバイスを活用して建築現場での配筋検査業務を省力化するもので、検査結果の入力や写真撮影後はデータをサーバーに転送するだけで検査帳票や写真台帳などが自動作成され、導入前と比べて配筋検査にかかわる作業時間が半減する。鉄筋継手、鉄骨、プレキャスト、住戸内仕上げなどの検査機能も備えており、建物の構造や用途に応じた使用で、業務の効率化とICTによる生産性向上を実現する。
システムは、2014年11月から実証実験を兼ねて実現場での導入を開始した。以降、導入する対象の現場を拡大しながら、対象検査項目の拡充など継続的なシステム改善と直感的に使えるインターフェイスを検討してきた。
その後、配筋検査時に検査対象部位をワンタッチすることにより部材情報を表示(従来は検査位置の各種情報をその都度個別に選択)させ、検査をスムーズに行う機能を追加し、検査に必要な作業時間の半減を実現した。
今後、システムの利用拡大を図りながら現場の多様な要望を継続的に集約しシステムの高度化につなげ、さらなる生産性の向上と働き方改革を進めていく方針だ。
残り50%掲載日: 2020年3月27日 | presented by 建設通信新聞