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  • G-Place/高所作業の安全確保/シンガポールメーカー製品、輸入販売を開始

     建設資材やリサイクル資材を販売する「G-Place」(京都府長岡市、山中利一代表取締役)は、シンガポールの高所安全装置専門メーカーであるアクロバット社の総輸入販売元となった。常設型転落防止システム「アクロバット」5種と、オプション製品3種の取り扱いを始めた。

     

     国内では、労働安全衛生法が改正され、高所作業時のフルハーネス型保護具の着用が原則義務付けられた。ただ、より確実な安全対策をするためには、フルハーネス型保護具の着用と、ハーネスに接続する命綱(ランヤード)のフックを掛ける場所を一体として捉える必要がある。国内の既存建物の点検やメンテナンスなどを実施する際の高所作業現場では、ランヤードのフックを掛ける治具が常設されていることが少なく、仮設物で安全対策を取ることが一般的だ。このため、点検やメンテナンスに仮設の安全対策費用や仮設期間がかかる。

     

     アクロバットは、ランヤードを掛けるための常設型機構となっている。既に東南アジアを中心に世界で700件以上の導入実績がある。多様な材質・形状の屋根、屋上、壁に設置可能で、折板屋根でも穴をあけずに設置できる金具に対応するアクロバット水平型ワイヤータイプや命綱のフックを掛け変えることなく作業場所を往復できるアクロバットワイヤータイプなどを揃えている。既設建物・設備への後付けも可能で、フルハーネス型保護具と併用すれば、より確実に高所作業の安全性を確保できる。建物の景観を損なわないデザインで、ヨーロッパ工業規格のEN規格に準拠している。

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    掲載日: 2020年4月7日 | presented by 建設通信新聞

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