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IoT×AI活用の最新動向紹介/NTTファシリティーズがR&Dフォーラム
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>【人間の行動科学踏まえ技術開発】
NTTファシリティーズは18日、東京都江東区の同社イノベーションセンターで「IoT&AI革命」をテーマとしたR&Dフォーラムを開き、IoT(モノのインターネット)とAI(人工知能)を活用した最新のソリューションを紹介した=写真。
冒頭あいさつした川越祐司副社長は「IoTとAIを使ったビジネス展開の一端をきょうは紹介する。皆さまの忌憚(きたん)ない意見やニーズをいただきながらディスカッションしていき、有意義な場となることを期待している」と呼び掛けた。
フォーラムでは藁谷至誠研究開発部長が「IoT&AIを踏まえた技術開発ビジョン」と題して講演した。目指す技術開発の方向性としては、「人が持つパフォーマンスの最大化」「安心・安全のためのリスクコントロール」「人に寄り添う機械の高度化」を挙げるとともに、人々がより良い行動を選ぶよう促す「NUDGE(ナッジ)」に着目。「人間の行動科学を踏まえた技術開発はAIやIoTの社会実装を速める。われわれが提供する価値のすべての中心に人間がいる」と強調した。
研究者によるミニ講演では、「オフィスにおけるIoT×AI活用の現状と今後の動向」「AI技術を活用する超高層ビル向けアクティブ制振システム」「地域新電力事業をIoTで支えるNTTファシリティーズのCEMS」「データセンターの最適運営を支援するDCIM Shepherd」「機械学習を採り入れた故障予見モデル」が紹介された。
この日は、NTTサービスエボリューション研究所の窪薗竜二所長が「感動を共有する超高臨場感通信の取り組み」、リコーデジタルビジネスセンターの坂上好功所長が「デジタルワークプレイスとイメージング技術」をテーマに特別講演したほか、会場ではIoTとAIを活用した制御技術や予見診断技術のパネル・実機での展示・説明もあった。
残り50%掲載日: 2018年1月19日 | presented by 建設通信新聞