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17年ぶり15兆円超える/各地で最高値記録/3保証19年度累計
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証がまとめた前払金保証実績に基づく2019年度累計(19年4月-20年3月)の公共工事動向によると、請負金額は前年度比6.8%増の15兆0254億5300万円と、過去10年で最高額に達した。15兆円を超えるのは03年度(15兆4589億2900万円)以来、17年ぶり。地域別でも多くの地域で1割以上増加、最高額を記録している。
年度別の請負金額は、09-12年度が11兆-12兆円、13-18年度が14兆円前後で推移。18年度が14兆0680億1400万円だったことから、19年度は約1兆円増加している。
地域別では、北海道が11.5%増の9562億2700万円、北陸が13.0%増の9495億4600万円、中部が14.0%増の1兆8543億6200万円、近畿が17.9%増の1兆6135億7900万円、中国が18.9%増の9788億6000万円、四国が16.2%増の6071億7300万円と、各地で大幅に増加した。
また、九州も5.8%増の2兆0007億8100万円で堅調さを維持している。
一方、東北は3.0%減の2兆1062億2200万円で若干減少、関東は0.2%減の3兆9014億2600万円でほぼ横ばいとなっている。
過去10年でみると、北海道、北陸、中部、近畿、中国、四国、九州は19年度の請負金額が期間内で最高額。関東も前年度(3兆9095億円)に続き、最高水準で推移している。東北は震災復興がピークを迎えた14年度の2兆8480億円が最高値で、19年度は約3割減少した。
発注機関別では、国が前年度比11.3%増の2兆5344億3400万円、独立行政法人等が3.4%増の1兆6742億5500万円、都道府県が5.8%増の4兆5439億2800万円、市町村が6.2%増の5兆3430億0900万円、その他公共的団体が9.7%増の9298億2600万円で、各機関とも増加した。
残り50%掲載日: 2020年4月14日 | presented by 建設通信新聞