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ICT施工によるCO2抑制/データ集め効果検証/環境省
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>環境省は、建設産業が注力する生産性向上の一環で進めているICTを活用した施工などにおける効果の1つであるCO2排出抑制効果の検証を始める。2017年度は、中間貯蔵施設工事で採用するICTや実施可能なICTについて、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)などによってCO2排出抑制が見込まれる技術を整理する。また、ICT施工によるCO2排出抑制効果の算定方法を検討する。18年度には実際の工事で検証に向けたデータを集める。中間貯蔵施設工事に加え、国交省や高速道路会社の協力を得ることも検討している。 環境省は、直轄工事の中間貯蔵施設工事でICTを採用。7件の工事を対象に、▽測量・設計▽施工▽除去土壌の輸送や受け入れ・分別、土壌貯蔵の運転--の各段階で一貫して積極的にICTを活用し、効率的な施工などに取り組んでいる。
ICT活用の効果としては、工事品質と生産性の向上に加え、作業時間短縮による被ばく線量の低減や作業員の労働環境改善、CO2の排出抑制がある。このうちCO2排出抑制効果は、マシンガイダンス、マシンコントロール機能付建設機械による造成の施工や除去土壌の埋め立て時に、建機の無駄な動きを省き、効率的な敷き均し、締め固めの実施による燃料消費量の削減が見込まれている。
残り50%掲載日: 2018年1月22日 | presented by 建設通信新聞