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  • 日立と日立ビルシステム/非接触の移動・生活実現/ソリューションを体系化

     日立製作所と日立ビルシステムは、ビルやマンションなどでエレベーターなどの共用設備に手を触れずに移動できるようにしたり、人との接触の機会を減らすなど、建物内で非接触の移動・生活を実現するタッチレスソリューションを体系化した。今後、順次ソリューションの展開を進め、安全・安心・快適な建物内の移動・生活の実現に貢献していく。

     

     日立グループは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ビル分野でエレベーターなどのビル設備利用時の感染リスク低減に向けて、技術的な対策を検討してきた。新たに開発した画像解析サービスを始めとした製品・サービスをタッチレスソリューションとして体系化し、順次展開していく。

     

     具体的には、今回新たに開発した防犯カメラなどで顔認証を行う画像解析サービスや、ハンズフリータグ(携帯しているだけで入退出が可能なタグ)の活用により、建物エントランスの自動ドアやセキュリティーゲートの通過、エレベーターの呼び出しや行先階の登録、入退室管理システムの開錠などを非接触で行うことができるようになる。

     

     画像解析サービスの人流解析機能によりエレベーターホールに向かう人数や混雑状況を把握し、18日に販売を始める人流予測型エレベーター運行管理システム「FI-700」と連動させることにより、エレベーターの待ち時間を減らし、出勤時間帯などの混雑を軽減することもできる。

     

     また、4月20日に販売を始めたヒューマノイド型の新モデル「EMIEW4(エミューフォー)」、タブレット端末、専用クレードルで「EMIEW」のアバター(分身)と会話ができる卓上型の「EMIEW-TT(エミューティーティー)」をラインアップとしてそろえており、受付・案内・巡回監視などのビル内業務を一部代替できる。

     

     病院、福祉施設ではEMIEW-TTが来訪者を検出し音声案内、画面情報で簡易的な問診を実施し、EMIEW4が来訪者を誘導して案内するといったサービス提供が可能となる。対面業務の感染リスクと業務負担を減らせる。

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    掲載日: 2020年5月7日 | presented by 建設通信新聞

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