建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
春季ブロック土木部長等会議/コロナ対策と早期執行/テレビ会議で5月13日スタート
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は、13日の中国ブロックを皮切りに、2020年度の春季「地方ブロック土木部長等会議」をスタートする。討議テーマは「新型コロナウイルス対策」と「公共工事の早期執行」。今回は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえて、本省と各地方整備局を結んだテレビ会議形式を採り、時間も通常時に比べて短縮して実施する。 会議の開催日程は次のとおり。
▽中国=13日▽近畿=19日▽九州・沖縄=22日▽四国=27日▽関東=29日▽中部=6月2日▽北陸=同3日。北海道・東北は未定。
地方ブロック土木部長等会議は年2回(春季・秋季)の開催。本省の幹部や各ブロックの地方整備局長、各都道府県の土木系幹部が発注行政における課題や今後の対応に関する意見を交わす。
今回の討議テーマのうち、「新型コロナウイルス対策」については、現状の対処方針とそれに関連した通知類、一時中止などの状況、各社の状況、密閉・密集・密接のいわゆる「3密」対策事例といった同省の感染症対策における最新情報を共有する。
その上で、「公共工事の早期執行」に関しては、早期執行目標や不調不落状況などをベースに今後の対応を議論する。新型コロナウイルスの感染拡大防止のための「最低7割、極力8割程度の接触削減」が求められる一方で、公共事業は緊急事態宣言下においても事業継続が求められるライフライン、あるいは景気の下支えとしての役割が課されている。
つまり、感染拡大の防止に最大限の配慮をしながら、可能な限りの早期執行が要請されている状況にある。同省は7日付で感染拡大防止のための接触削減などを念頭に置いた入札・契約手続きや設計・積算対応を打ち出しており、そうした対応策を基準としながら、地域ごとの感染症の度合いなどを勘案し、円滑な発注・執行の実施に向けた方策を検討していく。
残り50%掲載日: 2020年5月12日 | presented by 建設通信新聞