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アズビル/第5世代BAを国内販売/工場、プラントも狙う
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>アズビルは、現行中期経営計画の成長領域に位置付けるライフサイクル型事業の強化に向けた初弾商品として、 BA(ビルディングオートメーション)システム『savic-net』 シリーズの新ラインアップの国内販売を2月からスタートする。22日に会見した曽禰寛純社長は「事業展開のステージに合わせ、製品やサービスをタイムリーに提供し、ライフサイクル型の価値提供につなげたい」と強調。 リアルタイムに最適な情報を活用できる第5世代の新システムを足掛かりに、ビル空調だけでなく、工場やプラント施設への展開も狙う。
新ラインアップ「G5」は、オープン化を実現した第5世代のシステムとなり、国際標準の通信プロトコルに対応し、さまざまなメーカーの設備や機器を組み合わせた最適化を実現できる。ビル空調だけではなく、それに付随する重要系統設備や工場・研究所設備の制御まで幅広く対応する。
既に2016年からタイ、シンガポール、中国、台湾など海外で販売をスタートしており、受注ベースで50システムを提供済み。国内では年間600システムを販売する中で、現行システムと切り換えながら新システムの販売を伸ばす。
国内外のBA事業をさらに拡大する初弾商品となり、ビル向けクラウドサービスとも組み合わせる。これによりさまざまなユーザーがビル制御に必要な情報を活用でき、今後は設備運転をAI(人工知能)が支援するような枠組みも想定しており、需要熱量予測や熱源運転ガイダンス、さらには熱源の効率分布や省エネ量の評価も可能という。
ライフサイクル型事業は、商業用建物向けのBA事業と工場市場向けのアドバンストオートメーション (AA)事業を中心に取り組んでおり、現在は売上高の約2割を占める。 新システムを足掛かりに国外のBA事業を拡大し、さらに割合を引き上げる。 曽禰社長は 「企業経営を支援するソリューションを順次、開発・提供し、 顧客の持続的な成長に貢献する」 とした。
残り50%掲載日: 2018年1月23日 | presented by 建設通信新聞