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  • 死亡12人増の105人/死傷は101人減少/厚労省の1―5月労災速報

     厚生労働省がまとめた2020年1-5月の労働災害発生状況(速報、6月8日時点)によると、建設業の死亡者数は、前年同期比12.9%増(12人増)の105人となった。また、建設業の休業4日以上の死傷者数は4648人で2.1%減(101人減)だった。

     

     死亡者数の業種別は土木が49人、建築が33人、そのほかが23人。月別では1月22人、2月22人、3月25人、4月23人、5月13人。

     

     都道府県別では兵庫が7人、千葉と岐阜が各6人、埼玉、東京、大阪、熊本が各5人となっている。

     

     事故別では「墜落・転落」が38人で建設業の36.1%を占める。前年同期と比べ、「墜落・転落」は6人減っているものの、「交通事故(道路)」が9人増えている。

     

     建設業の死傷者の事故別人数は、「墜落・転落」が1533人と最も多く、死傷者数の32.9%を占める。「はさまれ・巻き込まれ」は568人、「転倒」が559人、「飛来・落下」が453人、「切れ・こすれ」が355人などとなっている。

     

     前年同期と比べ、「激突」は16人、「飛来・落下」が15人それぞれ増えた。一方で、「墜落・転落」は158人減だった。

     

     18-22年の5年間を計画期間とする第13次労働災害防止計画(13次防)では、建設業を引き続き重点業種に位置付け、建設業は「死亡者数を17年と比較して22年までに15%以上減少」との目標を設定している。

     

     20年1-5月の全産業の死亡者数は267人で、2.7%増(7人増)だった。死傷者数は、1.8%減(101人減)の3万6989人となっている。

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    掲載日: 2020年7月1日 | presented by 建設通信新聞

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