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日立建機が建機初採用/スマホ施工管理に高精度測位/土量計測1分で準備
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日立建機は、スマートフォンで施工進捗管理ができる「Solution Linkage Survey」(ソリューション・リンケージ・サーベイ)のアドバンス版に、ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」(イチミル)を採用した。土量計測の準備時間が1分程度に短縮できる。イチミルを採用するのは、建機メーカーで初めて。
測量などで使用する位置情報の確定には、GNSS(衛星測位システム)から複数の異なる信号を受信する必要がある。ソリューション・リンケージ・サーベイは、スマホ専用アプリで計測対象を動画撮影するだけで、土木工事の発生土量や進捗状況を定量的に把握できる。従来のサービスでは、GNSSからの信号を受信するため、1周波対応のアンテナを使用していたことから、複数の信号を受信して位置情報が安定するまでの時間が最長で数十分かかっていた。
イチミルは、一度で2周波の信号の受信が可能で、周波数の違いで遅延時間の差を読み取って補正するため、計測の準備時間が短縮できる。これにより、土量計測の準備時間が1分程度となる。
ソフトバンクが全国3300カ所以上に設置した独自基準点でRTK測位するため、全国のほとんどの現場で誤差数cmの測位ができる。ランニングコストも、従来のRTL測位対応のサービスと比べ、最大7分の1程度に抑えられる。
残り50%掲載日: 2020年7月1日 | presented by 建設通信新聞