建設技術者向けNEWS

　新日本空調は、ニューノーマルとしてマスク着用が求められる中で、施工現場での着用による熱中症リスクを回避するため、マスク、マウスシールドそれぞれの着用目安となる社内独自基準を定めた。現場の屋外作業で人との距離が２ｍ以上確保できる場面では「何も装着しない」ことを推奨する。今後社内に水平展開する。

　同社は６月下旬に、マスクに代わり、息苦しさを軽減できるマウスシールド着用時の飛まつ感染防止効果を、保有技術の微粒子可視化システムを使い検証した。その結果として、現場事務所や屋内作業、屋外作業の施工現場の場面に応じた着用目安を決めた。

　今後は、顧客との調整を進めながら、社員や関係者などの熱中症回避と新型コロナウイルス感染防止に努める。