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映像記録の活用を試行/現場の働き方改革/国交省/監督・検査の業務効率化へ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は、建設現場の働き方改革として、監督業務の効率化に取り組む。2017年度から映像記録を活用した監督・検査を試行。試行工事の検証によって、目視や写真による確認といった従来の方法を代替できるか、その将来的な可能性を探る。映像という新アイテムの活用で、監督・検査に要する業務の効率化と一層の品質の確保につなげることが狙い。 試行の対象は、コンクリート構造物における鉄筋工(組み立て)やアスファルト舗装工、鋼管杭工(既製杭)など。現場からのニーズも高い安全管理や事故報告での活用も見込む。
施工管理における映像記録の活用試験として、ことし1-3月に工期が設定されている計13件の直轄工事で試行。映像記録の活用が、従来の目視(人の目)や写真による確認を代替できるかどうか、その効果を検証する。
試行によって、従来の方法と比較した場合の精度を検証。映像記録による監督・検査の効率化と、その活用の可能性を見いだす。
試行工事は、監督員による段階確認(現場への臨場確認)や出来形管理、写真管理といった従来の方法にプラスして、映像記録を活用(試行)することから、映像記録の作成に要する費用は発注者が負担。
現行の土木工事監督技術基準(案)における段階確認の「頻度」や施工状況の「把握」、土木工事検査技術基準(案)における検査の「密度」といったポイントごとに検証・確認すべきシーンの映像記録(映像ファイル)を求める。
残り50%掲載日: 2018年1月30日 | presented by 建設通信新聞