当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • ライト工業/国交省要領適合 深層混合処理にICT/小樽開建現場で8月完了

     ライト工業は、国土交通省のICTを活用した深層混合処理工法の出来形管理要領に適合したシステムを北海道開発局小樽開発建設部発注のICT活用工事(施工者希望II型)で実適用している。8月中旬には施工が完了する予定。

     

     国交省は、ICT活用工事の適用範囲を拡大するため、工種ごとの出来形管理要領を順次作成しており、2020年3月には深層混合処理工法用の「施工履歴データを用いた出来形管理要領(固結工〈スラリー撹拌工〉編)案」を策定した。

     

     ライト工業では、施工機の位置と施工情報を一元管理できる「GNSSステアリングシステム」を開発してきた。GNSS(衛星測位システム)によって重機オペレーターの操作画面に施工位置や施工情報が表示され、表示に従って施工できるシステムで、現場の3次元図面と施工情報の重ね合わせなどが可能なほか、7台の施工情報を1人の現場監督がタブレット1台で同時に管理できる。

     

     今回、同システムを国交省の要領に適合するよう改良し、小樽開発建設部発注のICT活用工事「一般国道5号仁木町仁木北改良工事」(施工=協成建設工業)のRMP-MST工法で実適用している。改良したシステムは、全体改良範囲図の表示方角転換や特定範囲のズームアップ、作業日指定など、発注者の要望に応じて表示できるようにした。

     

     関徹也開発本部R&Dセンター開発企画部担当部長は「新型コロナウイルス感染防止対策として、運転者と現場監督の接触機会を減らせるほか、誘導者や施工位置のマーキング作業が不要で安全性向上、省力化にもつながる」としている。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2020年7月8日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事