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竹中工務店のiRSシステム/RC柱とCFT柱一体化/高層RC、低層S造を両立
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>竹中工務店はRC柱とCFT柱を一体化する接合工法「iRS(integrate RC and Steel)システム」を開発した。RC柱主筋端部の定着板、CFT柱鋼管内部に溶接されたリブプレート、CFT柱頂部の抜出し防止筋で引き抜き力への抵抗力を高め、一体化を実現。高層部にRC造、低層部にS造の混構造を可能にする。同社が設計施工を手掛ける「国分寺駅北口再開発事業西街区棟」に初適用し、自由通路の柱をRC造の場合と比べ2割削減した。 高層部に集合住宅、低層部に商業施設や事務所といった複合用途建築では、住宅は防振性や遮音性など居住性を確保するため剛性の高いRC造が適しているが、商業施設は空間の自由度を高めるため大スパンを実現できるS造が適しており、その両立が課題となっている。RC柱とCFT柱を一体化する場合は、その間にSRC柱が必要となるがコストがかかるほか、工期も長くなる。そのため、RC柱からCFT柱へスムーズに力を伝達できるコンパクトな接合が求められていた。
残り50%掲載日: 2018年1月30日 | presented by 建設通信新聞