建設技術者向けNEWS

　トプコンは、連続使用時間を大幅に伸張したデジタルセオドライトの新製品「ＤＴ－３００シリーズ」と「ＤＴ５０シリーズ」を発売した。望遠鏡合焦と連動したレーザーポインター機能や、砂ぼこりや突然の豪雨の中でも使うことができる高い耐環境性を従来製品から継承しつつ、大幅に省電力化することでそれぞれ最大２５０時間、２３０時間と世界最長クラスの連続使用時間を実現している。ＤＴ５０シリーズは、ＳＯＫＫＩＡブランドの製品となっている。

　同製品は、フォーカス機能付きレーザーポインターを搭載し、極めて小さなスポット径のレーザーを視準方向に照射することで、作業者が観測者の誘導なしで正確な墨出し作業が可能だ。また、従来は最上位機種にのみ搭載していた、機械の傾きを検知して測角値を補正するチルトセンサーを全機種に搭載している。

　連続使用時間は、省電力化で従来製品から約１.５倍に伸張した。毎日７時間の作業であれば単３形アルカリ乾電池４本で約１カ月以上電池交換なしで使い続けることができ、オプションのリチウムイオンバッテリーを使用すればさらに長時間の連続使用が可能となっている。