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10ヵ月連続の減少/民間小規模でコロナ影響/国交省の5月工事受注
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>国土交通省は、5月の建設工事受注動態統計調査報告をまとめた。全体の受注高は前年同月比2.0%減の5兆5197億円で、10カ月連続の減少となった。新型コロナウイルス感染症の影響により、小規模な建築工事を中心に受注が落ち込み、民間受注は2019年4月から14カ月連続で減少している。
受注高を業種別でみると、総合工事業が0.8%減の3兆2407億円、職別工事業が4.4%減の8090億円、設備工事業が3.3%減の1兆4700億円。
元下別では、元請受注高が0.5%増の3兆4826億円、下請受注高が6.0%減の2兆0371億円だった。元請受注高を発注者別にみると、公共機関からの受注は9.9%増の1兆0760億円で、4カ月連続の増加。民間などからの受注は3.2%減の2兆4066億円で、14カ月連続の減少となった。
公共機関からの受注のうち、1件500万円以上の受注工事額は9.9%増の1兆0224億円。内訳は、国の機関からの受注が0.0%増の3038億円、地方の機関からが14.7%増の7185億円だった。
民間などからの受注は、1件5億円以上の建築・建築設備工事が0.5%減の4928億円。主な発注者の状況は、不動産業が8.5%増の1398億円、製造業が11.0%減の1116億円となっている。工事種類別では「倉庫・流通施設」の受注工事額が多かった。
1件500万円以上の土木・機械装置等工事は、10.6%増の4967億円だった。
残り50%掲載日: 2020年7月13日 | presented by 建設通信新聞