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地元工事での試行に賛意相次ぐ/建設キャリアアップシステム活用モデル/群馬皮切りに6建協が表明
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>3月の国土交通省と建設業4団体との意見交換でまとまった「建設キャリアアップシステムの普及・活用に向けた官民施策パッケージ」に盛り込まれた、Cランク工事を対象としたモデル工事の試行に向けた動きが全国で広がっている。同省不動産・建設経済局からの呼び掛けに応じて、6月25日の群馬県建設業協会を皮切りに各地で試行への賛同表明が相次いでいる。
これまでに群馬、宮城、鹿児島、大阪、福島、山梨の各建設業協会が試行に対して賛同の意思を示し、それに対応する形で、関東、東北、九州、近畿の各地方整備局が試行に向けた検討を開始。2020年度内にも試行を始める予定だ。
建設キャリアアップシステムの活用推奨モデル工事は、3月23日の国交省と日本建設業連合会、全国建設業協会、全国中小建設業協会、建設産業専門団体連合会の建設業4団体との意見交換で取りまとめられた「建設キャリアアップシステムの普及・活用に向けた官民施策パッケージ」に盛り込まれた施策の1つ。対象となる工事でのキャリアアップシステムの活用状況に応じて工事成績で評価する。
活用推奨モデル工事は原則としてWTO対象工事で実施することとなっているが、地元業界からの要望に応じて、Aランク以外の工事でも試行を検討することとしていた。
群馬建協と関東地方整備局との会談に同席した中原淳官房付(6月30日まで建設流通政策審議官)は、「建設キャリアアップシステムを建設業界共通のインフラとして定着していくためには、大規模な工事はもとより、中小規模の工事でもその活用が広がることが重要であり、今回の意向表明は大きな前進だ。これを皮切りに、他の都道府県でも試行に向けた意向表明が広がるよう、他の都道府県建設業協会へも呼び掛けていきたい」とコメントしている。
◆群馬県建設業協会(6/25)
青柳剛会長から関東地方整備局長に表明
◆宮城県建設業協会(6/29)
千葉嘉春会長から東北地方整備局長に表明
◆鹿児島県建設業協会(6/30)
藤田護会長から九州地方整備局長に表明
◆大阪建設業協会(7/9)
蔦田守弘会長から近畿地方整備局長に表明
◆福島県建設業協会(7/9)
長谷川浩一会長から東北地方整備局長に表明
※協会専務理事から福島河川国土事務所長に手交
◆山梨県建設業協会(7/10)
浅野正一会長から関東地方整備局長に表明
残り50%掲載日: 2020年7月14日 | presented by 建設通信新聞