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ICT舗装の安全・生産性確認/道建協が「道の駅いちかわ」で見学会
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日本道路建設業協会(増永修平会長)は、今後増加が予想されるICT土工の活用・普及に向けて、会員企業を技術的にバックアップする取り組みを進めている。29日に千葉県市川市の国道298号沿いで整備が進む「道の駅いちかわ」の現場見学会には、同協会会員技術者ら36人が参加、熱心に質問するなど関心の高さがうかがえた。
見学した工事名は「道路休憩施設舗装他工事」。国土交通省関東地方整備局首都国道事務所が発注、施工は大林道路が担当する。同局によるICT舗装の初弾工事となる。
工事では、大型車駐車場(7710㎡)の下層路盤15cmと上層路盤15cm、小型車駐車場(2150㎡)の下層路盤20cmがICT施工の対象になる。起工測量と路床盛土はICT土工、路盤工とアスファルト舗装工はICT舗装工の枠組みで工事を進める。
参加者は、大型車駐車場の上層路盤の敷き均し工事を見学=写真。マシンコントロール(MC)を搭載したグレーダーが、自動追尾型TS(トータルステーション)に制御されて走行する状況や、丁張りがなく、作業員の出入りが少ない現場では、機械との接触事故が減るなど、安全性が高いことを確認した。
見学に先立ち行われた説明で、河原秀臣大林道路本店工事企画部副部長は、「生産性と安全性を向上させる」ことがICT舗装の目的と指摘するとともに、測量に始まる工事の流れを解説した。
道の駅いちかわは、東京外かく環状道路(外環)の整備に伴い建設する。都市型をコンセプトに、メインとなる駐車場のほか、レストランやFM放送ブースが入る地域振興施設などで構成する。4月の開業に向けて工事が進む。
残り50%掲載日: 2018年1月31日 | presented by 建設通信新聞