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コロナで収益悪化/地元景気マイナス拡大/3保証の4-6月景況調査
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>北海道建設業信用保証と東日本、西日本建設業保証は15日、2020年度第1回(20年4-6月)の建設業景況調査を発表した。意識調査の結果を数値化したBSI値(景況判断指数)によると、地元建設業界の景気はマイナス12.0。前期比で3.5ポイントマイナス幅が拡大し、景況感は「悪い」傾向が強まっている。新型コロナウイルス感染症を理由とした収益の減少が影響し、16年7-9月期(マイナス12.5)以来の低水準となった。
調査は6月、全国の2572社を対象に実施した。有効回答数は2328社(有効回答率は90.5%)だった。
地元建設業界の景気を地区別にみると、すべての地区で「悪い」傾向になっている。最もマイナスが大きいのは北陸のマイナス16.0。次いで、関東と近畿がそれぞれマイナス14.5、東北がマイナス13.0と続く。
景況の裏付けとなる受注総額のBSI値はマイナス13.5。前期比で5.0ポイントマイナス幅が拡大し、15年1-3月期(マイナス14.5)以来の水準に落ち込んだ。発注者別にみると、官公庁工事は1.5ポイント減のマイナス9.5、民間工事は4.5ポイント減のマイナス15.5となっており、民間の下落が目立つ。
収益に関するBSI値は3.0ポイント減のマイナス12.5で、「減少」がやや強まっている。収益減少の理由は「完成工事高の減少」が圧倒的に多かった。
残り50%掲載日: 2020年7月16日 | presented by 建設通信新聞