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超大型油圧ショベル/自律運転へ実証実験/日立建機 豪で来年度から
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>日立建機は、鉱山現場の安全性と生産性向上を目的に、超大型油圧ショベル自律運転の開発に向けた実証実験をオーストラリアの鉱山で2021年度から始める。
オペレーターの労働環境の改善と安全確保のため、超大型油圧ショベルの遠隔操作システムを開発する。遠隔操作システムには、実機にオペレーターが搭乗した時と同等の作業性を確保するため、ほかの鉱山機械との衝突を回避するなど、運転支援システムを組み込む。
続いて、掘削・積み込みなどの作業の一部を自動化し、遠隔オペレーター1人が複数の超大型油圧ショベルを運用できるシステムを開発する。段階的に開発を進め、最終的には自律運転機能を持つ超大型油圧ショベルの開発を目指す。
いずれのシステムも超大型油圧ショベル「EX-7シリーズ」に後付けできる仕様とし、鉱山現場の顧客が持つ現行機を活用しながら、将来的に鉱山現場の自律型オペレーションに対応できるようにする。
超大型油圧ショベルの運用に伴う安全性や生産性は、オペレーターの技能や経験に大きく左右されるため、技能によらない生産体制の構築と作業負担の軽減は、鉱山現場での重要な課題の1つになっている。
残り50%掲載日: 2020年7月20日 | presented by 建設通信新聞