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NEDOら/水中点検ロボを試験/性能評価基準策定へ
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、パナソニック、朝日航洋、パナソニックシステムソリューションズジャパンと共同で、ダムや河川の水中点検ロボットの性能評価基準策定に向けた試験を実施した。試験用水槽設備でロボットを航行させ、再現したダム壁面の傷の点検プロセスや性能評価の試験方法、テストピースの仕様や配置方法などを検証した。
現在、インフラ点検支援ロボットの技術開発が進んでいるが、性能を測るものが規定されておらず、試験方法を含めた性能評価基準などの策定が課題となっている。NEDOは各種ロボットの性能を実現場導入前に評価するため、性能項目や性能評価の試験方法、試験に使用する計測システムなどをまとめた性能評価基準の開発を進めている。
試験では東亜建設工業と東京大学の試験用水槽施設を使用。水中ロボットを航行させ、準備から点検作業終了までの時間と点検時の濁度環境のデータを取得し、取得した画像データと鮮明化した画像データから点検結果を判定した。
また、水中点検用のフロートロボットの移動計測時の直進性や旋回性、点検精度を評価するため、水槽底面にテストピースを配置し、ロボットを航行させた。準備から点検作業終了までの所要時間と点検時のデータを取得し、点検結果を判定した。
残り50%掲載日: 2018年2月1日 | presented by 建設通信新聞