建設技術者向けNEWS
建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!
-
軒並み増益の好決算/中国中心に世界需要が旺盛/建機4社の第3四半期決算
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>建設機械メーカー大手4社の2018年3月期第3四半期決算は、全社が前年同期比2桁増で増収する好決算となった。中国を中心とする多くの地域で建機の販売が伸びた。営業利益はコマツの建設機械・車両部門が前年同期比90.5%増、日立建機が499.7%増、住友重機械工業の建設機械部門も30.5倍となり、軒並み増益の好業績となった。神戸製鋼所の建設機械部門(コベルコ建機)は油圧ショベルの販売増に加えて、前年同期に中国での油圧ショベル事業の滞留債権などにかかる引当金を追加計上していたため、経常損益が485億円改善した158億円となった。 国内市場をみると、足元では新排出ガス規制実施に伴う駆け込み需要による反動減が出始めているものの、コマツはレンタル向けを対象にした新排ガス規制実施前の需要増により、外部顧客向け売上高が8.7%増の2352億円となった。住友重機械工業の建設機械部門は、油圧ショベルが21.3%増の466億円と堅調。日立建機は、16年度に実施した日立住友重機械建機クレーンの持分法適用会社化による影響から10.4%減の1423億円だったものの、その影響を除けば4%の増加となった。
残り50%掲載日: 2018年2月2日 | presented by 建設通信新聞