当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • 流域治水×SDGs”実現へ/関東整備局荒川下流河川/マルチパートナーシップを強化

     国連が採択した2030年に向けた国際目標となるSDGs(持続可能な開発目標)を踏まえた「流域治水」の実現に向け、新たな展開が始動する。国土交通省関東地方整備局の荒川下流河川事務所が事務局となる協議会が24日に発足し、流域のあらゆる関係者が役割を持つ「マルチステークホルダーパートナーシップ」の強化を打ち出した。複雑化する社会課題を全体最適の視点に立って経済・社会・環境の面から総合的に解決する国内有数のモデルケース構築を目指す。

     

     同事務所の早川潤所長は、河川の「治水・利水・環境の総合的な管理」は、SDGsの「経済・社会・環境の課題を総合的に解決する」趣旨と親和性が高いことに着目している。24日に発足した協議会で話し合う「荒川水系流域治水プロジェクト」の策定に当たっても、SDGsの視点を軸に検討を深める方針だ。

     

     早川所長は「治水事業や公共事業、建設産業のSDGs貢献はより多くの人に理解されるべき」との考えを持っている。誰もが同じ土俵で理解できる国際目標のSDGsに沿って検討を深めることで、プロジェクトの“見える化”にもつなげる。「あらゆる関係者が自分ごととして何を感じ、行動するかが大切」との考えを示し、その仕組みづくりにも注力する。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2020年8月25日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事