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大日本コンサル/DX、人材へ投資拡大/基盤固め持続的成長目指す
// 本文の表示 画像がセットされていない場合は、画像分の余白ができてしまうのでtxtクラスは使わない。 ログインしていない場合も画像は表示しない。?>大日本コンサルタントは、第12次中期経営計画の2年目となる2021年6月期の重点課題に、新型コロナウイルスによるリスクを含めたリスク対応を追加。リスクマネジメントに対する投資として、豊富な業務量に対する品質向上施策の徹底、デジタルトランスフォーメーション(DX)を促進するための環境整備、プロフェッショナル人材の育成に向けた社員教育や研究開発を集中的に行う。20年6月期決算では受注高、売上高、各利益とも過去最高を更新するなど、特に国内で良好な事業環境が見込める中で会社基盤を強化し持続的な成長を目指す。
2日に開いた20年6月期決算説明会で新井伸博社長は「新しい時代に対応するため、利益を抑えてDXや人材への投資に力を入れる。研究開発費は前期の25%増とし、在宅勤務などテレワークが常態化する中でIT環境にも従来の倍近い設備投資をしていく」と語った=写真。
21年6月期では、主力の橋梁などの構造・保全分野を中心に約150億円の受注残高がある中で、品質確保と消化業務量のバランスを見ながら受注活動に取り組む。特に社会ニーズを的確に取り込んだ社会創造分野での官民連携業務や社会課題解決型提案業務の受注拡大を目指す。また大規模自然災害が多発する中で、道路ネットワークの機能維持の観点から、さまざまな構造物の解析技術など保有する要素技術を統合した面的な防災・減災対策を積極的に提案していく。
第12次中計初年度となる20年6月期の連結業績は、受注高が前期比21.5%増の190億6900万円、売上高が2.0%増の165億0300万円、営業利益が70.9%増の16億2400万円、経常利益も70.9%増の16億4100万円、純利益は倍以上となる119.6%増の11億2000万円といずれも過去最高を更新した。
21年6月期の業績見通しでは、 受注高が21.3%減の150億円、 売上高が1.2%増の167億円、営業利益は32.3%減の11億円、 経常利益が31.7%減の11億2000万円、 純利益は37.5%減の7億円を見込んでいる。
残り50%掲載日: 2020年9月3日 | presented by 建設通信新聞