当サイトについて 採用ご担当者様
会員登録はこちら 求人検索

建設技術者向けNEWS

建設技術者の方が知りたい情報を絶賛配信中
会員登録いただくと無料で閲覧可能です!

  • 一級建築士の学科試験/実受験者3万人超え/改正建築士法施行で増加

     国土交通省は8日、3月施行の改正建築士法が初めて適用された2020年一級建築士試験の学科試験合格者を発表した。合格者数は6295人で、合格率は前年比2.1ポイント低下の20.7%だった。実受験者数は3万0409人で、5277人増えた。3万人を超えるのは直近5年で初めて。国交省は、改正法の施行で受験機会が拡大したことにより、実受験者数が増えたとみている。

     

     合格者の平均年齢は30.3歳で、2.5歳下がった。年齢別では「24-26歳」が34.0%を占め、7.3ポイント上昇している。

     

     法改正で2年以上の実務経験が受験要件から建築士免許の登録要件に変わり、建築に関する科目を履修して大学を卒業すれば、実務経験がなくても卒業直後に受験可能になったため、合格者に占める若年者の割合が高まったとみられる。

     

     改正法の省令は、学科試験合格の有効期間を3年から5年に延長するとともに、学科試験に合格した翌年から数えて4回行われる学科試験のうち2回を免除し、設計製図試験から受験できるように学科試験免除の仕組みを見直す規定を設け、既に施行している。

     

     20年一級建築士試験の設計製図試験は10月11日に実施し、12月25日に合格者を発表する。

    残り50%
    ログインして続きを読む 会員でない方はこちらよりご登録ください

    掲載日: 2020年9月9日 | presented by 建設通信新聞

前の記事記事一覧次の記事